無事にカメラを手に入れた私は、晴れるまで待てず雨の日に外に出ました。
忘れもしない七月の半ば。
雨の降る中で公園に行きました。
カメラの操作も良く分からないまま、公園で撮影開始。
雨の日は光が少ないので、全体的に写真が暗くなります。
せめてぶれない様に公園内の柵にカメラを乗せ、三脚の代わりにしました。

新しいカメラはレンズが大きいので、光をたくさん取り込めます。
多少天気が悪くても明るい写真が撮れます。
家に帰って写真を見て、カメラを買って本当によかったと思いました。
あまりの画質の良さに嬉しくて、何度も写真を見返します。
その日に撮った写真を有料サイトに出したら、ほとんどの写真が審査に通りました。
今までの苦労はいったいなんだったのだと思う瞬間です。
編集もなにもせず、撮ったまま出せばオーケーでした。
何回も写真編集ソフトを使い、時間をかけた結果アウトになる。
そんな日常が簡単に終わりました。